涌泉寺について

涌泉寺は山梨県甲州市にあるお寺です。永昌9年(1512)に、初祖・菊隠瑞潭大和尚(本寺永昌院二世)が赤尾兵衛守俊公の旧址に開創しました。
500年の間、2回の火災に遭い現存する建物は宝永元年(1704)、約300年以上前に建立されたものです。
この間歴代の住職並びに、檀信徒の温かい外護により今日に至っております。
涌泉寺が管理する仲泉寺のお堂には、甲州市の文化財に指定されている「子安地蔵菩薩像」が祀られています。
「微笑仏(みしょうぶつ)」で有名な木食白道が制作したとされ、200年以上にわたり地区を暖かく見守り続けています。